2009年9月8日~11日 成長ホルモン検査入院

2009年9月 真翔は成長ホルモンの検査をする事になりました。
もう直ぐ5歳になるのだけれど身長は90cmちょっとしかない・・・
弟 夢音にも身長が抜かれてしまった。
(真翔はお兄ちゃんだから、まだ夢音よりは大きいと思っている。 可愛い(≧∇≦) )
今回の成長ホルモンの検査で分泌異常が認められれば、保険適用で成長ホルモン剤を打つことが出来る。
しかし、毎日ホルモン剤を打つという生活が始まる・・・
病院の先生も将来の真翔のことを思ってくださっての検査だ。
確かに成長ホルモン剤を打てば身長は伸びる・・・
しかし、親としては少し微妙な気分・・・
それは毎日我が子に注射をうたなければいけないということだから。
しかし、今の状況をキッチリと調べておく必要があるので検査を受けた。
3日間 毎朝2時間に渡り30分に1回採血をする。
インシュリンを打って低血糖状態や眠たいときなど色々な状況での成長ホルモンの出方を診ていきます。
これは空腹時や眠るときに成長ホルモンが分泌されるという事からだそうです。
(寝る子は育つというのも、そういうことらしいです。)
通常成長ホルモンの検査は4つあるようですが、今回は3つの検査を行いました。
この検査で2つに成長ホルモン分泌異常と認められれば、保険適用ができるからです。
検査の間は物が食べれず、真翔は朝御飯を食べずに検査に挑みます。
「注射はされるは、お腹はすくは、眠り薬をのむけれど眠ったらダメで眠たいは」でグズグズ・大泣きの時もありましたが検査を頑張っていましたよ!
最後には泣きそうな小声で「父ちゃん・・・あと何回?」と注射の残り回数を聞いた時は、
かわいそうで胸が痛くなりました。
でも、本当に真翔よく頑張ったね! 賢いぞ~!!お兄ちゃんになったね!!
検査は基準値以上の正常という結果でした。
では、なぜこんなに身長が伸びないのか? やはりアラジール症候群特有の栄養吸収の問題なのでしょうか?
今後は食事療法などを取り入れて診ていこうという話も出ています。
そしてもう一つ、今回の検査でSGA低身長症に当てはまると診断されました。
これはお母さんのお腹の中にいる期間(在胎週数)に相当する標準身長・体重に比べて、小さく生まれくることを言います。
多くの場合は2~3歳までに成長が追いつきますが、追いつかない場合はSGAと診断されるようです。
色々な検査をして、真翔の身体が小さいのはわかったけれど、別にあんまり落ち込んでいない僕がいます。
今でも真翔は毎日頑張って色々な事をしているし、何より日々成長しています!
他の子と比べると遅いのかもしれないけれど、確実に真翔は少しづつ少しづつ毎日成長しています!
それに身体ばっかり成長しても、真翔の心臓がついていけなくてしんどくなっちゃったら大変だもんね。
僕は真翔の成長をしっかり見ているし、それは周りのお友達と比べるものではないと思う。
人には得意・不得意もあるし、不得意なものがあるからといって、全てがダメなものでもない。
日々真翔の頑張っている姿を見ているし、頑張れるようになっていることも知っている。
ただそれだけでいいと思う・・・